ジャガイモの賞味期限切れはいつまで食べれる? 実際に食べた感想!
ジャガイモは値段の割にたくさん入っているので、ついつい買いすぎてしまい、使い切れないことがよくありますね。
それでジャガイモを腐らせてしまった経験のある人も多いんじゃないでしょうか?
実際、ジャガイモは賞味期限がどれくらいあるのでしょうか?
また、古いジャガイモを食べても大丈夫なんでしょうか?
ジャガイモの生産工場で働いていた人に聞いてみました。
ジャガイモの賞味期限はいつまで? 切れても大丈夫なもの?
ジャガイモの賞味期限は一般的には一番長くても、冬場の常温保存環境で数か月程度。
冬以外だと1〜2週間程度です。
カビが生えたり腐ったりしている部分があれば一般的にはそのイモはもう食べない方がよいとされています。
それでも、一年も放置して熟成させればより美味しくなると一般に言われており、生産地ではチャレンジャーでなくともジャガイモの腐った部分をくり抜いて食べてしまうものです。
カビ・腐敗部分もそうですが、芽ももちろん毒なので取り除きます。
取り除いたら半分に切ると、中に空洞ができていることも多いのでこれも取り除きます。
こちらは毒こそないものの味を落とします。
そして残ったものを食べます。
これで無事な根拠はありません。経験則です。
みんなやっている、私もやっている、大声では言えないが、下請けにやらせて加工食品の材料にする工場もあります。
問題は起きてません。
賞味期限切れで腐ったジャガイモは食べれる?
私の家庭では生まれたころから賞味期限なんてとっくに切れたジャガイモを食べるのは当たり前になっています。
未経験の人に手伝わせると嫌な顔をされたり、拒否されることもありますが身内では当然のことです。
業務として半分腐ったジャガイモから可食部を取り出す仕事をすると、もうジャガイモ加工食品は食べられないという人もいるようですが、私はへっちゃらです。
私も加工職に携わったことがあります。
まぁ、一年寝かせば腐っているジャガイモもたくさんあります。
きちんと腐敗部分をくり抜いてしまえば見た目は問題ないですね。
むしろ色味がよくなり、くり抜く前を忘れれば見た目も新しいジャガイモより美味しそうなくらいです。
腐りかけで元値がタダ同然ですから廃棄率を減らそうとか心がけず開き直ってよい分、心理的にかなり下処理が楽です。
下処理前に屋内に保管すると、腐敗臭が充満してキツいです。
廃棄部分も手早く捨てなければならないという手間もあります。
そしてしっかり腐敗部分を取り除けば、寝かせたジャガイモの方が案外美味しいのです。